ピックの材質によって弾き心地が異なる
ピックを選ぶ要素は大きく分けて、3種類です。
- 材質
- 厚さ
- 形
ピックの素材としてセルロイドやナイロン、デルリンなどが使われており、ジャンルやギターによって分ける方も多いです。
厚さは大きく分けて4種類、形も基本的なものはティアドロップやトライアングル型が挙げられます。
この3つの中で材質は、正直弾きやすさに一番影響しないと思います。しかし、万年初心者の私でも「あ、なんかこのピック弾き心地違うな」と思ったので、同じく初心者の方にご紹介します。

材質によって音色が変わるようだけど、残念ながら僕はほとんど音の違いが分からないので、使いやすさや弾き心地のみでおすすめしてます。
それに、初心者はピックによって変わる音なんて、まだ考える必要ない!!
ベーシックなセルロイド

ギター弾きなら1枚は持っているであろう定番ピック。価格もかなり安めなので、音色とか関係なしにギター初心者はとにかく買っておきましょう。
なぜなら、ピックは確実に無くすから!!(あとすり減って結構すぐダメになりやすい)
ピックには多くの材質がありますが、セルロイドの手触りと弾いた感触に慣れておけば間違いありません。
セルロイドはツヤツヤしたものが多いですが、意外と手汗で滑ることもなくどんなジャンルの曲でも対応できます。
種類が多いからこそ、初心者は一番ベーシックなものを使ってみましょう。ある程度手がなれてきたら別のピックにも触れてほしいですね。


普段ウルテムピックを使ってるから、普通のセルロイドピックが1枚しか無い…。
耐久性の高いナイロン

ナイロンもセルロイドと並びよく使われる材質です。材質自体が滑りやすいため、滑り止め加工が施されてるものが多いです。
セルロイドやウルテムと比べると若干すり減りにくいかも?エレキよりもアコギ向きらしいです。何となくピロピロした感じがあるので、私はあまり使いません。
価格もお手頃なので、試しに1枚使ってみる価値アリ!
爪に近い材質のウルテムピック

薄い黄色が特徴的だと思ったのですが、今では別の色もたくさんあるらしいです。サウンドハウスならナイロンと変わらないくらいの価格で買えます。

僕の愛用してるhistoryは、何故かサウンドハウスで取り扱いが無い…。
楽器屋だとhistoryは確か140円くらいで買えるぞ!
ピックの違いの音がほぼ分からない私ですが、ウルテムピックで弾いた時は「比較的きれいな音」と思いました。ほどよいアタック感がありますが、強すぎではなく抜け感があるというか…言葉にするのは難しいですね。
セルロイドと比べると安定感があり、ナイロンと比べると音がクリアではっきり出せる印象です。
手になじむ自然な感触は、爪と近い材質だからなのか…持ちやすくて滑りにくく、音も良さげなのでバランスの良いタイプです。

他にもピックの種類はいっぱいあるけれど、ギター始めたてならセルロイド・ナイロン・ウルテムをおさえておけば十分だと思うよ。
もちろんいろんなピックを触っておくことは、ピッタリの1枚を見つけるために必要だけどね…。
最初はピックを手になじませよう
ギター初心者は、まずピックの持ち方を手に覚えさせることが大切です。
ピックの材質によって持ち方を変えるべきことはほぼありませんが、初めてだからこそこれからよく使うであろうピックで練習しましょう。
「勝手に手が動くようになった」を目指して、無理なく頑張りましょうね!
【余談】ピック、ついたくさん買っちゃうよね

ギター始めた時って、楽器屋でついいろんなピックに手出しちゃうんだよね。
僕は見た目が良くて安いヤツを買いまくってたから、自然に色んな種類に触れてたな~。これ、学生時代に買ったピック!


10年近く前のやつだな、懐かし~!
俺は最近ギター始めてみたけど、ピックの種類はどうでもいいかな…。
とにかく上手くなりやすいピックがほしい。

それは舐めすぎ…。僕のウルテム1枚あげるから一緒に練習するぞ!
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